2018年12月08日

Ken Oya Guitar への思い (後編)

私のメインのギターとして活躍してくれている
大屋氏製作のModel-Fは
2012年に42本目として作られたものです。

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Top板は目の詰まったアディロン 

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S&Bはメイプル

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ノンカッタウェイの632mmショートスケール
ナット巾は45mmと巾広でなおかつ
112mm巾の胴深に作られている。

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大屋さんのギターは基本全てオーダーで作られるため
楽器店にはusedとして,ごく希にしか出ることはない。

その一本一本はオーダーする人の求める音になるよう
その人の思いに寄り添いとことん突き詰めて
作られるため同じものは無いといってもいいのだろう。

私にとっては、OyaGuitarが他のどのギターにも
取って代わることができない理由がある。

それは、自分がギターを弾いた時に出て欲しい
と思う音が出てくれること、そして45oという
巾の広いネックを感じさせない弾きやすさ、
押弦のテンション感の軽さなのだ。


大屋さんのギターはサスティーンが
十二分についているが無駄な倍音が付いていない
ある意味そっけないと言えばそうかもしれない。

弾いた瞬間にお!これは!という感じは受けない
逆に、へぇ、こんな感じなんだという感想になる。

しかし、各弦の出音は巻き弦もプレーン弦も
その音色、大きさ、サスティーンの長さが
ほぼ同一になっていると言うポテンシャルを秘めている。

つまり、ものすごくバランスの良い出音になっていて
主旋律を歌ってほしいと思うとそのように弾けて
ここは倍音の響きを残したいと思うとそう弾ける。

これは、曲を弾けば一目瞭然なのだ
あ、一目、でないか^^ 一聴 だ(笑

和音を一度に弾いた時にバランスの良さがわかる
どれかの弦の音が大きくてどれかの弦が小さい
とか
どれかの弦の音色とどれかが違うことがない
みんな同じであることでまっすぐに音が届いてくる。

各弦の音が倍音で無駄に混ざり合わないため
一般的に言われるゴージャスな音ではないが
和音としてこの上なく美しく
重なり合って発音されてくるのです。

まさしくピアノで弾く音のように

例えばサスティーンが短いと弾き方では伸ばせない
各弦の音に差異があると弾く時にそのことを
気にしながら強弱を付けて弾かないといけなくなる。

もともとポテンシャルのあるギターは
出ない音を無理に出すことはしなくていい
つまり弾くことに無理がない

ただ、私の大屋ギターがどんなジャンルの弾き方にも
対応すると言うことは無いのかもしれないと思う
あくまで指弾きを前提にしたものだと。

音のことを文章にするは難しい
こちらにコードを弾いたときの音を
載せておきますので音が混ざり合わない
ピアノサウンドを確認できると思います。

最初に各弦の音色・サスティーンに
幾分差異があるものの倍音が多めに付いていて
一般的に美しいサウンドと言われる音だと思う。





こちらが大屋ギターのサウンド

最初に ん?と思うかもしれないが
ひとつずつの弦の音が伸びやかで
倍音の中で音が混ざり合わず
それぞれの弦の音がまっすぐ聞き手に届いてくる。

タッチでいかようにも音が出せる所が素晴らしく
やっぱりこのギターでないと!と思う所なのです。



生音に拘った自分には上記のように思うだけで
ピックアップから音を拾ってイコライジングし
リバーブを掛けるなどの電気的に音を処理するなら
それにふさわしいギターは別にあると思う。

あくまで生音フェチなおやじのひとりごとでしたm(__)m

終わり


posted by アラフィフおやじ at 10:46| Comment(10) | アコギ本体について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

Ken Oya Guitar への思い (前編)

ソロギすきのみなさん
こんにちは、おやじです。

今日は長文になりました
その為2部構成で書いてみます。

そして物凄く個人的な意見ばかりの
偏った内容になっているかと思いますが
どうぞご理解の上お付き合いくだされば
ありがたく思います。

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私の手元にある大屋氏製作のギターについて
ことさら細かに書くことはなかったのです。

大屋さんのギターはオーダーを受けて
その人が望む音になるように作る完全受注生産の為
一般に楽器店に並ぶことがありません。

その為、名前は知っていても見たことも触ったこともない
という方が多いのではないでしょうか

どのギター(ファクトリーでもルシアーでも)を選び
気に入るかは人それぞれでどのギターが良くて
どのギターがどうだと言うことはありません。

しかし、人は欲しくても手に入り難い物に
特別な気持ちを持つこともあります。

ことさら、私が大屋さんのギターを持ってる!
と書くことが自慢気になるのがどうもしっくりこない
と、そう思っていました。

ギターはあくまで道具です
自分が望むような音で演奏できたら
それはどんなギターでもい良いと思うわけです。

今回の伊藤さんレッスン会でギタ友さんが数十年前に
数万円で購入したヤマキのギターがとてもバランスのいい
きらびやかで聞いていても気持ちのいい音を奏でていました。
弾き手、聞き手のみなさんがステキな音だと

その時に自分が良いと思うギターはどうして
大屋ギターなのだろうとふと考えることになったのです。

ソロギターというジャンルの弾き方でギターを
趣味として楽しむようになって10年近くが経ち
ファクトリーものからルシアーものまでいろいろ
弾かせてもらう機会がありました。

特にルシアーさんのギターはギターフェスなどで
弾かせてもらうことがあるわけですが
みなさんギター作りには一家言あり
ギター製作への思い入れが半端ないなと思うのです。

ただ、ギター製作を生業とすると当然売れないと
生活が成り立たないわけで趣味で作るのとは意味合いが違います。

売れるギターとなるには、プロへのエンドースもあるでしょう
有名楽器店での扱い、各種メディアへの露出などがあって
人気が出て売れて行くのかもしれません。

実際にそれらのギターが自分の望み通りの音を奏でてくれ
自分にとって弾きやすい物か?というと それはまた別で
憧れがあるギターを手にすることが出来たという満足感の方が
強かったように思うのです。

さて、大屋ギター、
これこそが、唯一無二のギターだと
そう思えるのは何故なのか?

次回その真相に迫ってみたいと思います。

続く・・

posted by アラフィフおやじ at 11:47| Comment(4) | アコギ本体について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月24日

ギター本体の特性

ソロギすきの皆さん
こんにちは、おやじです。

今回、鈴川さんのギターを購入したのには
少し訳がありまして

ご存知の方もおられると思いますが
鈴川さんが暫く製作を休まれるとのことで
次にいつ作られるかわからない。

ギターとは出会いであって
その時に手にしておかないと
後で、はないのが世の常
そのような訳でご縁が生まれたと。

鈴川さんのギターについては
以前より弾く機会もあり
その素晴らしい音色のことは知っていた。

ただ、ソロギターを楽しんでいるうちに
ギターに求めることは変化してくる。

以前はリバーブ感のある倍音の深い鳴りのギターに
心奪われていて、音に酔えるのが楽しみだった。

それがいつの間にか、自分の思いを音に
換えてくれるギターを好むようになっていく。

ある意味ちゃんと弾かないと
お前は下手くそだと言ってくるギターは
逆にちゃんと弾けた時には
思い通りの音を奏でてくれる。

難しいけれども楽しみも奥深い

そんなギターを弾いていると
逆に音色の美しいギターは
反面心安らぐのかも知れない。

ソロギを弾かれる方は
ギターに対して一家言お持ちだと思う。

それぞれ思い入れのあるギターは
愛着も深くまさに自分の手足となって
音を奏でてくれることでしょう。

さて、最後にここに書いたことが
分かりやすく伝わるように音にしてみました。

ギターは今回購入した
Suzukawa OM-3(アディロン・マダガスカル)

Ken Oya F (アディロン・メイプル)
です。

鈴川ギターは倍音・リバーブ感がしっかりあり
また楽に弾けるギターの代表
鉄弦のギターの一つの完成形でもあるように思う。

一方

大屋ギターは音の分離が見事で必要に応じて
倍音を持たせた音を奏でることができるので
ひとつづつの音が矢のようにまっすぐに届く

その違いを是非感じてもらえればうれしいです。
また、もしギターを購入しようと思われている方に
音の違いから自分の好みを知ってもらえたら
嬉しく思います。

まず、こちらからどうぞ
レギュラーチューニングの6~1弦
に向かっています1音ずつ弾きました。

鈴川ギターの方が1,2弦の裸弦の音が
鉄弦らしい響きを思っている一方
大屋ギターは巻き弦と裸弦の差が
少ないのを感じてもらえると思います。

最初が鈴川、後が大屋です



音の差がはっきり出たのが
オープンチューニングで弾いた時でした。
ですので、今回は岸部さんの「Thank you For・・」で
聞き比べしてみてください。

音は加工無ですが鈴川さんの方は材のことも含めて
リバーブ感は加工しているのでは?と思うほど
一方、大屋さんの方はまさに整理された音。

鈴川さんの音色は澄み切った湖のような
凛とした美しさがある
また
大屋さんの音色は聞いた瞬間に胸にグッと
刺さるように感じる


最初が鈴川ギター、続けて大屋ギターです




posted by アラフィフおやじ at 11:34| Comment(14) | アコギ本体について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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