宜しくお願いしますm(__)m
ソロギターを弾くには、一つのことが出来ると
弾けると言うわけではなくたくさんの要素を
自分の物にしてしまわないと思うようには弾けない。
というのは、きっとその通りなのだろうと思います。
しかし、それらの要素を一度身に付いてしまうと
それが特別なことではなくなってしまいます。
先日、ギター繋がりでご縁を頂いたJ-minor様から
ウエスタングリップから正統派クラシックスタイルに
手を置き換えるのに慣れが必要ですとコメント頂きました。
伊藤さんのアレンジの「君をのせて」の楽譜を購入されて
只今練習中とのことで、そのコメントを頂きました。
また、もうおひとかた、アルペジロ―様からは
DコードからBmコードへの移行の時のタイミングについても
コメントを頂いておりました。
このことについて、自分の手の動きがどうなっているのか
検証してみました。
自分的にはまったく気にして弾いていなかったわけです。
J-minor様もアルペジロ―様も長くギターを弾いてこられた
ベテランさんです。
そんな方でも少し気になるのだと言われるのをお聞きすると
中級に上がろうと練習に励まれている方の中には
このあたりがしっくりこないと思っておられる方も
結構いらっしゃるのかもしれないと思ったわけです。
この検証はあくまでおやじの経験則でのことです。
プロの方から見ればそれは間違いですヨ
と言われるかもしれません。
その点、よろしくお願いします。
ウエスタングリップとは、皆さんもご存じの
バレーが必要なコードを押さえる時に
6弦側に親指を回してグリップするように握る
押さえ方のことです。
例えばFコードを押さえたとしてこれをバレーの
クラシックスタイルに変えるのに一番動くのは
人差し指(バレー)と親指だと思います。
昔のフォークソングをたしなんできた世代の人は
ウエスタングリップの方がかっこよかったので
その弾き方に慣れ親しんでいるかと思います。
かく言う私もその手の人間でした^^
で、そのタイプの人は多くは普段弾く時に
ネック裏の親指の位置は6弦側にあって握る格好に
なっているのだろうと思います。
指の第一関節が柔らかい人や指が長い人
などはこれでも指が立って押弦できるかもしれません。
またネックの細めの例えば43oくらいのものなら
自由度が高いかもしれませんね。
しかし、巾広のネックのギターや
指先の関節が硬い人は指が立たないので
クラシックスタイルの弾き方でソロギを弾くには
辛い面がでてくるのかと思います。
おやじはこのクラシックスタイルで押弦できるまで
随分時間が掛かって苦労しました。
一番は左手親指をネック裏のどこにどのように
置けばいいのかまったくわからなかったからです。
どうしても6弦側に親指をまわしたくなる
と言うかクセになってしまっていたのでしょうね。
今現在は、基本ネック裏中央に親指を置いていますが
未だに少し6弦側に移動したがります^^
で、もう一つ大事なことにも長い間悩んでいました。
それはネック裏の親指の向きです
フレットに対して
平行方向に向くのか垂直方向に向くのか・・
こんなこと意識しませんものね^^
今は、基本の位置はフレットと平行です。
しかし指板上での指の向きで当然親指の向きも変わる
指板上の指先の向きがサウンドホールに向かっている時は
親指もやや下向き(サウンドホール方向に)
バレーの要素がある押弦の時は指板上の指は
フレットと平行になっていて
親指はややヘッドの方向に向いている。
基本、指板上の指と親指は連動して動くのですが
動かす時の支点はじつは指先にあるのではなくて
肘にあると思います。
指の方向を変えるのに指を動かすより先に
肘の位置の入れかえをしております。
指板上の指の方向がサウンドホール向きになっている時は
肘はわき腹から離れて開いた状態
逆にバレーをする場合は、わき腹に近づける
閉じた状態にしているのです。
この肘を開いたり閉じたりする動きで
指板上の指の方向を替えているわけです。
弾いている時はことさら肘のことを
意識していませんが、
先に弾く運指が複雑であったりする時は
準備の為に肘の動きを意識したりもします。
この左手の親指と肘のことが理解できれば
結構ソロギの演奏時の自由度は広がると思うのです。
もし、ご存じなくて悩みの種の部分ならば
一度取り入れられて見ても良いかもしれませんね。