こんにちは、おやじです
昨日はオフ会でした。
お誘いを頂けるオフ会の中で故gonbeさん
関係の方とのオフ会は年に1度あるかどうか。
昨日は関東のYさんにお越しいただいての
かわせみ邸オフ会でした。
そのオフ会で、凄いことがいくつもあって
はて、何から書いておこうかと・・・
今日は、多くのソロギ好きの人が
多分気になるであろうギター本体のことから
書いておきましょうかね。
実は今回参加頂いたYさん
日本国内で唯一、かの名だたるギタールシアーさんと
ある意味において懇意な関係にある方です。
そんなわけで、今回お持ちいただいたギター2本
1本はカナダのベテランルシアー「Marc Beneteau」
まずベネトウのギターだけれど
ある意味マニアックなギターなのでいつでも出会える
と言う訳にはいかないギターでもあります。
HPはこちら(気になられる方はどうぞ)
http://www.beneteauguitars.com/
ベネトウというとファンフレットでも有名かもしれないけれど
このノーマルのタイプが私的には素晴らしいと思う。
そのサウンドは甘く花の香のようでいて
いや、それ以上に芳醇で深みがあると言えるかもしれない。
音のバランスは言うに及ばず
特筆は各弦の音の余韻がまじりあう得も言われぬ
幸せな気持ちにさせてくれるのである。
参考までに音の方向として
そして
もう1本が「ERVIN V SOMOGYI SJ」
このソモギギターはソモギ氏自身が自分の為に作るなこれ
と言われる特別なものでもあります。
ちなみにY氏はこれ以外にもソモギギターを2本所有されており
全てオーダー品であります。
このギターに使われているのはソモギ氏自身が
どうしても使いたいとチョイスされた「パデゥーク」
私自身、このソモギは出来立ての頃弾かせてもらったのだけど
数年熟成された今、弾かせてもらって改めてソモギ氏の
音へのあくなき追及心を感じずにはいられませんでした。
そのサウンドはローからハイまで入力に対して
何処までも破たんすることなく反応する一方
音の混じり方が独特でどのように弾いても美しい和音に聞こえる
もちろん ソモジサウンドと言われる低音は
ソモジギターでしか体験できないものだ。
しかし、このギター ピックでストロークしても
音がまじりあってしまうことなくそれぞれの弦の音の分離が
素晴らしくちゃんとそれぞれの音が耳に届いてくる。
ちなみに池ちゃんが言っていたのだけれど
演奏する人が思い通りに音をだせるだけでなく
ギターの音が演奏者をリードしてくれると。
池ちゃんの演奏は達者なレベルだけれど
ソモジギターでの演奏は確かに一段上のレベルまで
持ち上げてくれていたのを感じていた。
サイズが違うので参考になるかどうか
ただ音の方向は同じだと思うので。
ある意味頂点を極めるギターを弾く体験は
やはり出来るならソロギ好きな方はされて損はない。
世にはたくさんのファクトリー、ルシアーものの
ギターがあふれているが、やはりどの世界でも
その頂点にあるギターの音を知っておくというのは
絶対に必要なことなのだと思う。
本当に素晴らしいギターは人の心をわしづかみにして
虜にしてしまうものだ。
ただ、3万ドルオーバーの価格には
おいそれと手が出ないのも事実ではあるのだけれど(^-^;
続く・・・