2012年10月31日

Fujii New MD(総評)とアコマガ

今日はハロウィン 
昨日は娘が新阪急百貨店のスィーツ
(ハロウィンバージョン)を
買ってきてくれて家族で頂きましたので、
今日がハロウィンだと知ったおやじです^^

先日、少し日記で触れていましたアコースティックマガジンに
「歌うたいのバラッド」のソロギ曲
(わたなべゆうさんアレンジ)の楽譜が掲載されました。
採譜はU-TABさん、こうしてゆうさんもU-TABも
全国区になっていくのが
傍からみていてすごいなぁと思うのです。

DSCF5275.JPG

でも、いつも思うのですがU-TABの師匠よっさん 
これだけすごい人なのに、いつもおんなじように接してくれて
偉そうぶることもまったくない。
人徳のある人とこうして知り合えるのもソロギのご縁 
ありがたいことです。

さて、もうそろそろにしないと 読んで頂けるひとに
もう飽きたっていわれそうなのでNewギターは
この総評で〆たいとおもいます。

おやじは、このNewギターを手にしたことを
自慢したいわけではなくて
自分が本当に素晴らしいと思うギターとの出会いを
分かちあえればと、もし同じギターを手にされる方が
どこかに現れて喜んでもらえたらそれこそ嬉しいと思うのです。

ギターについて、海外で作られた粗さゆえ安いものもあります 
それと個人の作製家さんが魂を込めてまたはファクトリーものでも
その社の思いのすべてを乗せて作ったものとは
基本心に届いてくるものはおのずと違うものだと
おやじは思っています。

その素晴らしいギターたちのそれぞれは比べるものではなく
使う個人が素晴らしいと感じ弾きやすいと感じるものが
一番いいギターなのは間違いありません。

そのことをわかってあえて、
このNewギターについては書いてみたいと思わせる
そんな何かがあるのです。

音については、
それぞれの人に好みがあるので良いとか悪いはない
好きか嫌いかだけだと思います。
おやじはサスティーンが長くて倍音が豊かでそれでいて
扱いやすい音が好きです。
例えば録音すれば無駄なEQ調整をしなくても
そのままの音が全てを表現できたら素晴らしいと思っているのです。

そして、演奏性はやはり音と同じくらい大事
ネックの握り具合はネックのエッジのちょっとした削り具合について
細心の注意を払いながら加工されているかで随分変わりますし
指板のRのつき方のほんの少しの違いで弾き味は全く違う物になります。

それ以外にネックの幅、ネックの厚み 弦高 弦間の微妙な調整
これらすべてが高い次元で完成されていて、
それが弾き手の手に馴染むなら
それ以上のものはない良さになるのだと思います。

こんなことを書くと外国にも素晴らしい手を持つルシアーさんはいる!
とバッシングを受けるかもですが
日本人のもつ細やかさは世界の中で特に秀でていると思うのです。

Kohei Fujiiさんもまさにそのお一人でしょう
アメリカにて作製をされていても日本人のDNAは脈々と

音、演奏性と来て それらが高い次元で完成されている
そのようなギターは
三木さんに行っても、ドルフィンさんに行っても
たくさん並んでいますね。

ただ、価格はどうでしょう 
ルシアーメイドのNewギターなら
やはり50万が一つの目安ではないでしょうか
もちろん上を見れば100万200万は普通にあります。

前日書きましたこのFujiiギターのインプレにコメントを
寄せて頂いた方の中で、
このFujiiギターをオーダーしようかと
価格のことも含めお尋ねになった方がおられます。

その方は、このギターの価格をご存じなのですが
まさに驚異の世界だったと思うのです。

詳しく書いてしまうと、ある意味Fujiiさんに
ご迷惑をおかけするかもしれませんが
もし、ソロギ用のギター購入を考えている方がおられたとして
フォルヒやブリードラブ(アメリカンシリーズ)はどうでしょう?
やはり高いですか?もちろん安くはないと思いますがが、
選択肢として悪くない上位にくるというなら・・・

両者ともご存じのように、ファクトリーメイドです。
ルシアーメイドとは一線を画します

そのルシアーメイドで、おやじのNewギターのような
特別な材で特別な加工を伴ってなおかつ
あのTaku・SakahtaのDNAを受け継ぎ
・・・というなら・・・

人は本当に驚異の世界を体験したら、
そのことを誰かに伝えたくなるものだと思います。

ある意味Fujiiさんミステリアスかも(笑

tony-kohei.jpg

今しがた、Fujiiさんからメールありました。
バックオーダーかなり増えてきて
作製が追い付かなくなってきたらしいです^^

では、最後にKohei Fujiiギターの生音をどうぞ
(音の加工もしてないので、ボリュームを下げてくださいませ)
       ちと音量がデカすぎですね^^;
音のエフェクト加工EQ調整などはいっさいしてません
              H4nのマイクで録ったきりです









posted by アラフィフおやじ at 13:46| Comment(10) | NEW MD Guitar 作成記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月28日

Fujii MD インプレ(番外編)

今日はしっとり雨の古都です。
また「Fingerstyle Arrange Competition」が開催される日

参加される方は頑張ってくださいネ!

さて、Fujii MDのインプレ番外編
前回まではおやじの独り言

どうみても、あなた Newギターにやられてますがなぁ
と言われそうですよね^^
決してそんなことないんですが・・・

そこで、今回は第三者さんのインプレをご紹介してみたいと思います。

一昨日はギタ友のOhtaさんが来られて弾いてもらいました。
先日のご紹介の通りギターはEbata−Dとmasadaギターを所有しておられる方です。

昨日は別のギタ友さんのKさんからメールを頂き、一回弾かせてよと。
せっかくですのでOhtaさんも再度およびしてみんなで弾いてみようと
そんなことになりました。

ちなみに、KさんことKawasemiさんはフィールズとアンフィニギターをお持ちで
特にフィールズ(SJ?)のタイプは本当に素晴らしいギターなのです

そんな話が進んでいる時に、携帯電話がリンリン〜と(^O^)
ohtaさんかな?と思ったら なんとGonbeさんからです。

gonbeさんとはバラニックのギターでお知り合いになり
今年大阪でのオフ会に参加させてもらった時にお会いして
それ以後仲よくしてもらい、先日のサンドメッセもご一緒させてもらいました。

gonbeさんがお持ちのバラニックはCXのハカランダモデル
おやじが一生の内いつか手にできたらと思うギターなのです。

M.png
バラニックのギター 楽器店にてローズやウォルナットを弾かせてもらいましたが
やはり音が違うのですねぇ

そのハカランダCXのサウンドはこれです



それはさておき、やはりギターを弾いて比べる耳は
自分の普段弾いているギターが基準になるかと思います。

また、それまでに弾いて来たギターから耳ができる
そのことを考えて、gonbeさんにインプレをもらえたのはありがたかったです。

まず、やはりバランスがいい
どこかの音が突出するのでなく全体がまとまって音像を作っているところが
とても素晴らしいとのことです。

それから、全フレットの音の出方をチェックされていました
そのどこにもデッドポイントはない

そしてミドルレンジとトレブルレンジの倍音の付き方
そしてその音の魅力はバラニックと比較してもそん色ないとのことでした。

また、そのサスティーンの長さとDサイズの厚みからくる音の深み
弾くことをやめたくないほどで、想像以上のギターだとコメント頂きました。

そんな中であえて言うなら、出来たての音の若さ
つまりまだ音が熟成されていないのでプレーン弦の艶が
十二分に花咲いていないところくらでしょうかと。

何度も自身のバラニックと弾き比べながら
どこが違うか丹念に確認してくださったことに心から感謝しております。

これから弾きこんで行くと、どんなに音が変化していくか
本当に楽しみですとのことでした。

余談ですが、実はこのFujiiMDのルシアーさん
指板の乾燥が進んでいるのでオイルを塗ってくださったのです。
Boiled Linseed Oil(煮亜麻仁油)このオイル木の乾燥に対しては
とてもいい油なのですが、難点がひとつあります。
それはその匂いなのです、完全に乾くまで残念ながら生魚のトロ箱のようなスメルが(°O° ;)

弾いているとしっかりとその香りが漂ってくる(笑
そんなわけで、指板を少しきれいにして新しく香のよいオイルを足すことに
それと並行して弦も張り替えしました。

最初に張ってもらっていたのはダダリオかジョンピアーズかわからないのですが
いつも張っているエリクサーのフォスファーブロンズに。

ご存じのように、エリクサーはテンション感のある弦です
そのことで低音の重厚さがまし、全体に引き締まったおとになりました。

張り替えたあと、gonbeさんにずっと弾いてもらいました
このギター弾いているうちにどんどん音が変わってきましたヨと。

どこまで変わるのか、本当に楽しみですとのことでした。

(オマケ)

Koheiさん24本目のMD

4.JPG

1.JPG


FuruyaA-500と(部屋が汚くてスミマセン)

2.JPG






posted by アラフィフおやじ at 11:46| Comment(10) | NEW MD Guitar 作成記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月27日

Fujii MD インプレ(後篇)

お待たせしました、
いよいよ本体のインプレを書いてみたいと思います。

まず手に取って音を出した時は、いたって普通の感じを受けます。
特にレギュラーチューニングでコード弾きなどすると
?? なにがどうだっていうんだい?と感じるのです。

解放弦をジャラ〜んと弾いた感じでは 低音の出方がMDとしては
少し大人しめで、しかしバランスは良いなと感じる程度です。

このギターサイドがダブルレイヤーですし音が前にでる設計とのことで
弾いている本人には美味しい音があまり届いてこないこともあるのですが。

所が、ソロギの演奏を始めてしばらく経つと そのポテンシャルと出会い
ある意味 驚きのあまりエ〜?と声をだしてしまうかもしれません。

その理由は大きく2つあります。

まず1つ目
プレイヤビリティーの高さが想像をはるかに超えていること

おやじの中で藤井圭介さんのギターや江端さんのギターは
自分にこの上なくぴったりのフィーリングがあると思っています。

特に今回サウンドメッセに出品されていた圭介さんのギターは
本当に弾き易く、いつまでも手にその感触が残っていました。

それをしのぐ演奏性の良さがkoheiさんのギターにはあります。
それはローポジションからハイポジション ネックエンドぎりぎりまで
指が吸いつくように押弦を可能にしているネックの状態にあるのかと思います。

ギターの音もさることながら、演奏性がしっくりこないものは難しい
例えば、トニー・ヴァインズのギターなどはそのサウンドは間違いないけれど
ハイポジションのネックの幅は間違いなく手の大きいアメリカンの仕上がり
手の小さいやじでは到底太刀打ちできません。

そして2つ目
お待ちかねのサウンドについて

トレブル担当のプレーン弦はメロディーを際立たせるように
クリアーにしてハリがある音が前に出てくるのです。
特に今回のものは基音の後の倍音成分の出方に独特の響きがあるようです。
これはルシアーさんご本人もそしてカリフォルニアの別のルシアーさんも
そう感じると言われていました。

ミッドレンジの3,4弦は倍音が豊かにでます。5,6弦とは押弦したときには
明らかな違いが解り演奏の空間を上手く作ってくる。

ベースレンジはただ単に伸びて全体のバランスを邪魔しないよう
立ち上がりが早くサスティーンも短めに調整されています。
そのことで演奏がリズミカルに聞こえるのですね。

これは、まさにTaku Sakashta氏が長年の製作で独自に編み出したもので
その屋台骨であるブレイシングはまさにTaku氏とおやじのギターは
同じものになっているとのこと。

曲を弾き出してしばらくすると、どのギターとも違う響きを体感できます。
まさにゴージャスなサウンドとはこのことだと感じます。

ギターによっては、たとえばスローな楽曲には向くけれど
早いパッセージの曲になると不得手とかその逆とか
オールマイティーにと言うのは少ないかもしれません。

しかし、このFujiiギターは弾く楽曲を選ばないようです
あくまでTaku氏の製作方向がプロのレコーディングに向けて調整されていた
と言われるようにそのバランスは特に光るものがあると感じられるのです。

ソロギ弾きさんは、たとえばハイポジションのバレーや1,2弦の音の減退に
少しブルーになることはないでしょうか?

15Fの1弦の音が和音をなした時にもう少しサスティーンがあって
ボリュームがでたらなら気もよく弾けるのに とか

それを、具現化したらこうなった的な音が再現されます。
これはもう一度弾いてもらうしかないのですが
ohtaさんが弾いておられる川畑さんの「HOTARU」この曲はハイポジションの
演奏が肝になるパートがあるのですが、Ebataギターをもってしてももう少しと
思う所をFujiiギターではやすやすと実現する。

昨日恐ろしいと書きました
それは、たとえば「魅力」的なギターと言えばたくさんあります
その音もシルエットも装飾も材も含めて「魅力」的である。

それと似ている言葉ですが「魔力」と言う言葉
そう、取り付かれるという感覚でしょうか。

まさに、koheiさんのギターは拓氏のその「魔力」を引き継ぎ
今の世に送り出しているのだと思うのです。

ご縁があれば、おやじのギターを弾いてみて体感してみてください。
もしルシアーさんのギターを買おうかと思っている方がおられたら
選択肢の参考になるかもしれませんし(^O^)


サンプル音源です
(これぞまったく裸の音源です。いつもはそのままの音といってもマスタリングなどの
最低限の化粧をしますが、以下の音はまったく裸のまま ノーマライズもしていません)

ランダムの音からどうぞ
ここではベース音6,5弦の響き方、ミッドの3,4弦の倍音の掛かり方、トレブルの1,2弦の
明瞭かつサスティーンの長い音をご確認ください)



比較にfuruyaギター A-500のサウンド



koheiギター MD
(Furuyaギターと同じピッキングです。
トレブルが歌うように前にでている音をお届けできればいいのですが、
何せ演奏がダメなのでそのあたりは含んで聞いてくだされば幸いです)









posted by アラフィフおやじ at 12:11| Comment(8) | NEW MD Guitar 作成記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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