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2012年03月01日

三木梅田 巡礼旅の忘備録

関東は昨日の雪、今日の地震と
気になることが多いですね。

関西は春が近づいている気配が
感じられます。

暖かい日が待ち遠しいおやじです。

先日の巡礼で弾けなかった1本と
これは良いのでは?と思う1本の忘備録です。

日本ではまだ知名度は高いとは言えない
Kim Walker
しかし、アメリカ本土ではとても人気のルシアーさん
uo-ka-.bmp

70年代中頃ナッシュビルの老舗楽器店グルーンに入り、
それから8年間数々のヴィンテージのリペアを手がけ腕を磨くこととなる。
戦前のヴィンテージマーティンやギブソンから数多くのことを学ぶ
ギルドに移りR&Dの仕事や副工場長など8年間勤め
さらにルシアーとしてのキャリアを積んでいく。
1994年にギルドを退社し1年ほどリペアをやった後
ウォーカー ギターを立ち上げた。

彼の求める音は
バランスが取れていて低音から高音まで均等なパワーのある音。
低音は上質なドイツのベースやチェロのようにはっきりした音、
中域は低音や高音にかぶらないように、
そしてきらびやかなだけでなく太くて腰のある高音だそうだ。

さて、では実際に弾いてみてどうおやじが感じたかと言うと
少し残念ながら三木さんでこのギターを弾かせてくれという
おやじのような厚顔無恥な方は少ないそうで
長い間弾かれていないので音が開いていない感じがした。

しかし、そこは本物です
基音はまさに彼の言葉通り各弦ともパワフルで
その上、マーチンやギブソンの音を知っている人の
出せる音なのかもしれない。

秘めたるパワーを感じられる1本

ぜひ三木梅田に行かれることがありましたら
280万円に臆することなく弾いて見て下さい。

そしてオルソンのギターも弾き比べてみると
アメリカのルシアーさんの王道を感じられるかと思います。

多くの人に弾かれるほうが音が出てくると思いますしね(^-^)

Kim Walker(キム・ウォーカー)
SJ Cutaway African Blackwood 2005

KIM.bmp

Top:Solid Sitka Spruce/Great Bearcraws!!
Side:Solid African Blackwood
Back:Solid African Blackwood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Wood
Binding:Wood
Machine Heads:Waverly/Nickel
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:44.5mm
Scale:645.2mm

おやじの好きな音はまさに上記のキムさんの
求める音と重なる所があってにんまり(⌒〜⌒)

そう、ギターはバランス良くなって欲しいです
低音だけ前にでたり高音だけ主張しすぎるのは
扱いが難しいように思います。

そして、サスティーンが適度にあり倍音が美しく混ざり合って
気持ちよく届いてくるもの

低音は重みを感じる質感があること
中音は抜けの良い音
更に高音は太くてはっきりしていること
なんて偉そうに書いてみました^^

あくまで、指弾きなのでストロークで弾くのとは
基本違いがあるかもしれません。

そんな音が良いなと思うおやじが
この1本はググっときました!

フィールズさんのギターは何本か弾かせてもらったことがあります。
高音側が優しく明る目に響く音で少し軽めに鳴る感じを受けていました。

ここは各人の好みの問題ですので良い悪いではなく
そう感じる音のギターなのだと自分の中で位置づけていました。

ところが、このフィールズギター
解るかたは見たらすぐわかりますよね
ヘッドにFのマークが無いほど初期のものらしいです。
(これは間違いとmifuさんからご指摘頂きました、特別にそうしたようです
 情報の不足で申し訳ありません、そしてmifuさんに感謝です!)
サウンドホールを覗いて見てもどなたの作なのかを示す
貼り紙などもありません。

しかし、音はなんと朗々と響くのだろうと
そして各弦の分離がはっきりしているのですが
倍音が上手く混ざっている。

そしてプレーン弦の音が太いのです。
強く弾いても潰れない、軽く弾いても太く出る。

そんな存在感のある各弦の響きなれど
全ての音のバランスが良い!

【どんな音だ!?と研究熱心な方がおられましたら
 おやじのブログのリンクの所の「たぬ印修行帖」mifuさんの
 ブログにフィールズの音をUPされていらっしゃいます。
http://tanujirushi.seesaa.net/article/142931906.html
 まさにこの音の出方に近いと思います、素晴らしい音 羨ましいです】


先日も書きましたがバーコイッツを弾いた時の
あの あ〜良い〜この音 引き込まれる〜
そういう感覚を受けました。

498,000円

しかし、高くないと思いました。
今回は良いのがあれば買うつもりでいましたが
ちと財布の中身が足りませんでした(^^ゞ

もし、この価格で国内のルシアーさんが作られたギターで
ハカランダものそして指弾きとして1本欲しい!というなら
まずは弾いてみてくださいと言いたくなるギターです。

この忘備録を書きながら今でもまだ音の余韻が残ってます。

いい、欲しい〜
でも・・・・^^

だれかお知り合いの方買わんかなぁ
そしたらまた弾かせてもらえるのに

それか、売れずにずっと残ってて欲しい
そうすると三木に行くと弾けるし
なんて 我ままなことを思いながら(笑

 THE FIELDS(フィールズ)
F Custom Jacaranda 1988

F.bmp

Top:Solid Spruce
Side:Solid Jacaranda
Back:Solid Jacaranda
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Schaller/Chrome
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Jacaranda
Binding:Jacaranda
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:43mm
Scale:645mm
posted by アラフィフおやじ at 12:30| Comment(10) | 楽器店巡礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月27日

心斎橋三木楽器

今日は雪が舞う寒さ
三寒四温の三寒ですね

昨日も仕事で大阪に出向いておりました。
貧乏暇なし〜
忙しいのに財布は寒い・・

さて、財布は寒くても試奏はタダですから
弾き逃げを続けております。

久しぶりに心斎橋三木楽器に行ってきました。
日曜に行くことはないのですが
昨日はすんごい混雑してました。

ウクレレのミニライブもあってかB1〜1Fに上がる
階段の所お客さんであふれてました(;゜0゜)

階段での移動をあきらめ、エレベーターでB2へ

最近のご報告の通りマホの甘い〜音のギター
を探しさまよい〜 

で、接客に忙しいアコギの担当のY君をみつけて
あーだこーだと好き放題言ってだしてもらったのが
Yokoyamaさんのギター
uyoko.bmp
yoko2.bmp

TOPはホワイトスプルース
S&Bがアクア・ティンバーのマホガニー
(何やら水の中に長いこと寝ていたマホらしいです)

心斎橋は基本USEDは置いておりません
みんなNewギター マーチン ヤマハ テイラー ギブソン等々
のみなさんが気になるタイプの物を揃えてます

表側にはモーリスとかヤイリとか廉価盤も

あ、yokoyamaさんのとPaul Reed Smith もありますね。

数はかなりありました。
狭い所に何重にも重なり合ってすごい〜

yokoyamaさんの音ですがご存じのように
横山さんの音です(笑

良いも悪いも横山さんが作られると音の方向は
おなじようになるのでしょうね。

ふくよかさとかサスティーンの長さとかとは
また別の方向性をもっている。

好きな人にはたまらない音かな

おやじの求める方向とは違いましたが
しかし、お一人でルシアーとして作られる数は
本当にすごいらしいですね。

Y君に横山さんのモーリスからの独立あたりからの
いきさつなどを聞きながらフムフムと

しかし、どんなこともオーダー時に受けてくれる
方らしいですね。
サウンドホールの位置さえも自由自在とのこと
すごいわぁ

続いて、心斎橋のヤマハさんに
例のシダー&マホのテイラーを弾きに寄ろうと思いましたが
心斎橋筋の混みように断念
(あまりの人の多さに人酔いしました、田舎ものなので(^^ゞ

と言うことで
三木さんでPaige Capoと弦を買って帰りました。
Paige Capoはohtaさんが買われたので気になって買いました
でも一つ前の形の方でした^^
untitled.bmp
posted by アラフィフおやじ at 12:14| Comment(8) | 楽器店巡礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月19日

大阪楽器店巡礼No1

昨日は大阪巡礼の旅に行ってまいりました。

先日書いていました通りギタ友のOhtaさんとご一緒に。

まずはいるかさんで待ち合わせ
仕事先雪深そうな場所から駆けつけてくれました。

すごい、時間通り!車なのに電車並み
このあたり時間管理がすごい方ですね。

で、おやじの方が少しだけ早く付いたので
先にK君に訪問の旨連絡済だったので
さっそくギターを並べてくれました。

今回はマホガニー素材を使った
ヨーローピアンサウンドの甘い響きの
ものを中心に弾かせてもらいました。

じつはいるかさんの動画で荒谷さんが
弾いているスティーブンスのマホの音が
とても心地よくて。


いるかさんで、弾かせてもらったのは

○ STEVENS : CA-QM (Quilted Mahogany) 32万

○ STEVENS : CA-Ma (Figured Mango) 41万

○ SAKATA GUITARS : L-00 13F Cut-Away 50万

○ TODA GUITARS : A-1 Standard 38万

○ JUDY THREET : D-Custom 18万

○ IKKO MASADA : Model A Cutaway 34万

○ JOE STRIEBEL : RS (Flamed Maple) 49万


政田さんのは、ローズ素材
これはohtaさんが気になって弾かれたので
おやじも弾かせてもらいました。

ステーブンスのフィギアードマンゴ
ストリーベルのメイプルは
マホとは違います^^

○ STEVENS : CA-QM (Quilted Mahogany) 32万
stev_maho.jpg

きれいなキルト柄がでているマホです
音はまさに欧州サウンド甘い音です
しかし、プレーン弦の明瞭さが少し薄い感じです。
全体的にこじんまりまとまっていますがまだ若い音でもあります。

構造上問題はないとのことでしたが、ネックのたてつけが気になりました。
ドイツと言うと質実剛健のイメージがあるんですけどね
動画のマホの方が一枚上手です。
(このギターのオーナーさんのKさんも東京にある時に弾いてくださいました)


○ STEVENS : CA-Ma (Figured Mango) 41万
stevMa.jpg

マンゴーってギターの材になるんですね
どんな音か興味津々でした

一言で言うと軽やかな音。
それぞれの弦の分離がよくて甘い欧州サウンドでありながら
軽く踊るように鳴ると言えばそんな感じでしょうか

こちらも豊かな広がりのある音というよりも
こじんまりとまとまった正統派の音という印象でした。

2本とも良い意味でステーブンスの雰囲気があって
材での音の違いもあるのですが基音は通じるものがある

また、今回のステーブンスのネックの仕上げはボディの
仕上げと対照的で異質な感じのものが付いている
そんなイメージを感じました。

ここは、個人の感覚ですのでこのネックが好きな方も
たくさんいらっしゃるとは思いますが。


○ SAKATA GUITARS : L-00 13F Cut-Away 50万
saka_.jpg

坂田さんのギターはぜひ弾きたいギターでした
ギタ友のSさんが坂田さんにオーダーされたもをお持ちで
その音を聞かせてもらっていて、とても気になっておりました。

音が太い! そして大きい!
この小さなボディから想像できない音。

音の太さは巻き弦だけでなくプレーン弦も太い
音質はSさんのギターと共通しています。

やはりルシアーさんの音があると強く感じました
いいです、このサウンドは唯一無二ですね。

まさにL-00サイズの日本版

響きのよさは、13Fジョイントという所にもあるのでしょうね
お金と場所が許すなら1本持っていたいギターです。


○ TODA GUITARS : A-1 Standard 38万
toda.jpg

戸田さんのギターは初めて弾きました。

本当に素直な音で甘さと明瞭さを兼ね備えた素敵なサウンド

特に突出した個性はありませんが、弾いているといつまでも
弾いてしまう優しい音です。

上質なクラッシックサウンドと通じるものがあるように感じます。

そして作りもすばらしい! まさに日本のルシアーメイド
カッタウェイでないのがおやじには残念です。

TODAギター なかなか良いですねぇ


○ JUDY THREET : D-Custom 18万
judy.jpg

女性ルシアーの作るギターでマホ素材だったので
興味がありました。

音は、個人的にはもっと優しいイメージでしたが
逆にパリッとはっきりした音
そう、まさにアメリカンサウンド

いろんな音があるなぁ マホでも
良い勉強になりましたが欲しい音ではなかったです。


○ IKKO MASADA : Model A Cutaway 34万
ikko_ma.jpg

同伴のohtaさんが興味を示されたギターです
政田さんを知る方はまだ少ないかもしれませんが
価値>価格のものを作られるんですね。

音は少し固めの分離がとても良いギターです
作りもしっかりしている。

ブリッジの弦の止めがローデンのような通しの形になってました。

PUのりがとてもよさそう、ohtaさん興味津々
ある意味この価格でこれだけの音と質のものができるのは驚きです

知らない方はぜひ一度弾いてみて欲しいと思いました。

○ JOE STRIEBEL : RS (Flamed Maple) 49万
joe.jpg

このギターは前にも書きましたが
おやじとしては本当にすばらしい音だと思います。

材から想像できない優しく甘く
格別な女性からラウンジでお酒を飲みながら
甘くささやかれるイメージです。

ストリーベルのサウンドは本当にすばらしい
この材がマホでカッタウェイなら
100%買っていたと思います。

ただ、メイプルの色がダメなんです
すみません、これだけは仕方ない・・・

でも、ヨーロッパのギターで悩むなら
まずはストリーベルを弾いて基準にしてもいいのでは
なんて思うほど素敵なサウンドです。

続いての梅田 三木は巡礼No2にて

posted by アラフィフおやじ at 09:20| Comment(16) | 楽器店巡礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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