2019年12月31日

三木楽器巡礼 最終回 早瀬輪(Rin Hayase)

ソロギすきのみんさん
こんにちは、おやじです

いよいよ2019年も残すところわずか
年末の慌ただしい中今年もこんなブログに
お付き合い頂いた皆様ありがとうござました。

本年最後の内容は大分のルシアー 早瀬輪さん

1983年生まれ ということは30代という若さ
鷲見さんに師事し2016年から個人製作家として
活躍しだしたばかりとのこと。

今までまったく知らなかった方ですが
たまたま見ていた三木楽器のHPにこの人の
ギターが出ていて、新しいルシアーさんなのかな?と

ギタ友のJ-minorさんのブログでのつながりで
ステマンさんという方が早瀬さんのギターを所有されていることを
知って一度向学のためにどんな感じかお尋ねしてみました。

これまで楽器店やギターフェスなどでルシアーと言われる方の
ギターを弾かせてもらって、それぞれに思い入れがあって
それぞれの音があるのは少しではありますが
知ることができたと思っています。

このブログにも書いていますが、どんなギターを選ぶかは
それぞれの人によって違うでしょう。

弾きたいと思う曲を作ったアーティストが使っている
とか
ネットや雑誌で見かけてものすごく引かれたとか
だれもが良いというギターだからとか
それぞれ理由があると思うわけです。

どのギターが良いかというのは愚問で
自分がこれが好きなギターだと言うのが
一番いいギターということになるのだと思うのです。

さて、回り道が長くなりました。

三木楽器のHPに早瀬さんのギターが3本でています。
ルシアーのギターだから梅田にあると出向いたのですが
実は梅田にはこの1本だけでした。

dlmc1Rinhayase.jpg

あと何本かあるよね、と聞くと無いですとU君
あれ?HPに載ってたけどなとおもうもとりあえず
試奏させてもらう。

弾いた瞬間、あ、これ、良いかも
そう思うギターは以前いるかさんで弾いた
古谷さんのソロコンソルトぶりかもしれない。

何がそう思わせたか

私の好む音が
倍音が無駄についていないこと
プレーン弦と巻き弦に音の差がないこと
どの弦ものびやかにサスティーンが伸びること
入力に対してきちんと反応してくれること
なのですが、それらが見事に再現されている

これって新しいルシアーさんの音なのか?
また巻き弦に早瀬さん独特の音をまとっている
その音とプレーン弦ののびやかな音につい
我を忘れてしまっていた。

惜しむらくは、ボディが大きいこと
この個体ドレッドのサイズ感があって胴深
ナット幅が44.5と書いてあるがそれより広く感じる

大屋さんのギターが45くらいだがそれより
広く感じたのは指板のRの関係かもしれない。

しかし、この出音は魅力的だ
多分弾き込まれているわけではないし
しばらくは弾かれていないからこのギター本来の
ポテンシャルを発揮できていない。

弾き込めばかなり化けそうな気がする。

三木楽器のHPには2010年代と書いてあるが
たぶん2018年の作品だとおもう。

で、まだこの話に続きがある

実は、あと2本三木楽器にでている早瀬氏の
ギターは西心斎橋の三木楽器にあるのだった。

そこで、とにかくこの2本を弾きに行くことに

rcwRIn Hayase.jpg

rfv20190507_M_m.jpg

難波からテクテク歩いてアメ村にある三木楽器に到着

IMG_7301.jpg

2Fに上がり、作業中の店員さんS君に早瀬さんのギター弾かせてくれる?と

最初カッタウェイの方でと言ったのだけれど
もう1本ノンカッタウェイの方もだしてくれた。

形は似ているが微妙に違うらしい
比べてみるとノンカッタウェイの方が胴深だ

材もS&BNがインドローズとホンジュラスローズの違いがある

最初にカッタウェイの方を弾かせてもらった
弾いた瞬間の感想が、あれ?こんな音だったかな?だった

確かにバランスは良いし無難な音だが梅田で弾いた時に
感じたあの雰囲気をまとっていない気がした。

そこで、ノンカッタウェイの方を弾かせてもらうと
お!これこれ、この音!プレーン弦と巻き玄の音に
差異がない、そして巻き玄にまとうあの独特な響き

良い、このギターやっぱり良いぞ
おもわず目をつむって悦に入るおやじ

IMG_7592.JPG

ある意味、難しいギターかもしれない
古谷さんのソロコンソルトと似て
ギターが助けてくれるサウンドではないかも
ちゃんと弾かないと「下手くそ」と言われているようだ(^^;

しかし、逆にちゃんと弾くとどこまでも弾き手にこたえてくれる
そんなギターだと思う。

この手のギターは録音して聞くとそのポテンシャルが
より一層わかるのが面白い。

自分で弾いて聞いている音はギターの前で
聞く音と違うものね

どちらにしろ、一度このギターを育ててみたいと思える

この大きさが悩みどころでもあるなぁ

ちなみに、どんな音だ!
と言われそうなので何となくこんな感じ
ということで。



さて、どうしよう・・・
って何をどうするのやら(^▽^)








posted by アラフィフおやじ at 10:44| Comment(6) | 楽器店巡礼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ササンさん
こんにちは(^^)

1日に何件もまわるとはお若い( ̄▽ ̄)

見た目は好みもあると思うので、なんとも言えませんが、ヘッドは好きかも^ ^
全体的な印象ではササンさん評価の低い2番目が好みです、、、見た目はです。

動画はですねー、これも好みがあるので私感ですが、大屋ギターの圧勝かなーと自分は思います。
録音機材が同じでもまわりの環境とかもあるので、この録音を聴いた限りの判断になります。
でもですよ、ササンさんが「どうしようかな=買うかな」って呟いているので、かなりなギターかと思います。
Posted by しばしば at 2019年12月31日 11:43
こんにちは

さすが、ササンさん
的を得た早瀬ギターの解説恐れ入りました。

>ギターが助けてくれるサウンドではないかも
ちゃんと弾かないと「下手くそ」と言われているようだ
しかし、逆にちゃんと弾くとどこまでも弾き手にこたえてくれる

ここのところ「御意!」です。
私も購入する際に、プロ・ギタリストでもあるショップのオーナーに弾いて貰ったのですけど、自分が感じた音と全く違う音が出て来て。
はあ〜頑張ればここまで良い音で鳴らすことが出来るんだ、と思い購入しました(^^)
早瀬輪さんと直接お話をさせて貰いましたが、ルシアーさん全てそうなのでしょうが、ギターに対する思いが熱いです。
若いが故の迸る情熱を感じました。
Posted by ステマン at 2019年12月31日 12:20
しばしばさん
こんにちは!
今回は一日ではなくて(^^;
昨日再度三木さんにでかけてきました
とりあえずのことを考えて妻同伴で^^

見た目は、しばしばさんおっしゃるように
インドローズのカッタウェイの方が良い感じで
私もそう思って試奏そちらからしたんですヨ

音はおっしゃるように録音する環境でかなり変わるのですが
基音の部分では大屋さんも早瀬さんも同じ方向かなと思いました。

ある意味大屋さんのギターの方が弾き手にやさしいかもです(^▽^)

さて、ほんとどうしたものかなぁと
もう一度弾いてみてから考えようかと思っているところです。
Posted by アラフィフおやじ at 2019年12月31日 14:28
ステマン様

コメントありがとうございました。

早瀬さんのギター本当に弾き手の技量を
問われるギターだなと思いますがその分
弾きこなせたときにはどんな音がするんだろうと
楽しみになるギターでもあると思いました。

ギター作りにかける情熱が強いほど
ごまかした作りにはならないというのを
形にしたら今のギターになるのかもしれませんね。

こういう情熱あふれるルシアーさんが出てこられて
いい意味で日本のルシアー界もますます
熱気にあふれていけばいいのになとおもいました。
Posted by アラフィフおやじ at 2019年12月31日 14:33
おやじさん、あけましておめでとうございます。

早瀬さんのギター、片方は微妙だったのですか。
そういうところまで分からない私は、雰囲気で買っちゃうしかなかったりしてねえ。
つくづくおやじさんがこちらにいれば・・・と思ってしまいます。

にしても・・・

> さて、どうしよう・・・
> って何をどうするのやら(^▽^)

って、また行くの???!!!

何はともあれ、今年もよろしくお願いします♪
Posted by J minor at 2020年01月03日 09:13
J-minorさん
明けましておめでとうございます!
こちらこそ今年もよろしくお願いしますm( __ __ )m

早瀬さんのギター、そうですねぇ見た目は同じようなのに
個性が違うというか、これ個人的な好みの問題かとおもうんです(^^;

一般的にはスプルース、インドローズがベースになって
音の傾向は材が違えどある程度同じかなとおもったんですが
ちがいましたねぇ、不思議な感じでした。

そして、どうするのやらです(笑
J-minorさんと同じく引っ張るかなぁ^^

Posted by アラフィフおやじ at 2020年01月03日 18:51
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