大屋氏製作のModel-Fは
2012年に42本目として作られたものです。
Top板は目の詰まったアディロン
S&Bはメイプル
ノンカッタウェイの632mmショートスケール
ナット巾は45mmと巾広でなおかつ
112mm巾の胴深に作られている。
大屋さんのギターは基本全てオーダーで作られるため
楽器店にはusedとして,ごく希にしか出ることはない。
その一本一本はオーダーする人の求める音になるよう
その人の思いに寄り添いとことん突き詰めて
作られるため同じものは無いといってもいいのだろう。
私にとっては、OyaGuitarが他のどのギターにも
取って代わることができない理由がある。
それは、自分がギターを弾いた時に出て欲しい
と思う音が出てくれること、そして45oという
巾の広いネックを感じさせない弾きやすさ、
押弦のテンション感の軽さなのだ。
大屋さんのギターはサスティーンが
十二分についているが無駄な倍音が付いていない
ある意味そっけないと言えばそうかもしれない。
弾いた瞬間にお!これは!という感じは受けない
逆に、へぇ、こんな感じなんだという感想になる。
しかし、各弦の出音は巻き弦もプレーン弦も
その音色、大きさ、サスティーンの長さが
ほぼ同一になっていると言うポテンシャルを秘めている。
つまり、ものすごくバランスの良い出音になっていて
主旋律を歌ってほしいと思うとそのように弾けて
ここは倍音の響きを残したいと思うとそう弾ける。
これは、曲を弾けば一目瞭然なのだ
あ、一目、でないか^^ 一聴 だ(笑
和音を一度に弾いた時にバランスの良さがわかる
どれかの弦の音が大きくてどれかの弦が小さい
とか
どれかの弦の音色とどれかが違うことがない
みんな同じであることでまっすぐに音が届いてくる。
各弦の音が倍音で無駄に混ざり合わないため
一般的に言われるゴージャスな音ではないが
和音としてこの上なく美しく
重なり合って発音されてくるのです。
まさしくピアノで弾く音のように
例えばサスティーンが短いと弾き方では伸ばせない
各弦の音に差異があると弾く時にそのことを
気にしながら強弱を付けて弾かないといけなくなる。
もともとポテンシャルのあるギターは
出ない音を無理に出すことはしなくていい
つまり弾くことに無理がない
ただ、私の大屋ギターがどんなジャンルの弾き方にも
対応すると言うことは無いのかもしれないと思う
あくまで指弾きを前提にしたものだと。
音のことを文章にするは難しい
こちらにコードを弾いたときの音を
載せておきますので音が混ざり合わない
ピアノサウンドを確認できると思います。
最初に各弦の音色・サスティーンに
幾分差異があるものの倍音が多めに付いていて
一般的に美しいサウンドと言われる音だと思う。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
こちらが大屋ギターのサウンド
最初に ん?と思うかもしれないが
ひとつずつの弦の音が伸びやかで
倍音の中で音が混ざり合わず
それぞれの弦の音がまっすぐ聞き手に届いてくる。
タッチでいかようにも音が出せる所が素晴らしく
やっぱりこのギターでないと!と思う所なのです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
生音に拘った自分には上記のように思うだけで
ピックアップから音を拾ってイコライジングし
リバーブを掛けるなどの電気的に音を処理するなら
それにふさわしいギターは別にあると思う。
あくまで生音フェチなおやじのひとりごとでしたm(__)m
終わり
(後編)に記載されている記事内容、全面的に同じ印象です。
その中でも「メロディーラインが歌う」って部分が、ササンさんのoya-Fの一番好きなところです^^
今回の聴き比べでは和音の出方の違いが分かりやすいですが、僕は曲を弾いた時の、あの歌い方が大好きです^^
このギターのファーストオーダーの方は
どなたかわからなけれど、求めた音の出方が
歌う様に発音するだったのかもしれない?
なんて思ったりしてます。
ギターの特徴がそんな風に感じるのかなぁ
本当にメローディーラインを歌う様に
特段意識しなくてもそのように音が出てくれる
だから主旋律のはっきりした曲を弾きたくなるのかも
池ちゃんのOyaギターのキャラクターはもっと
荘厳な音の表現が出来るし、繊細な音の表現もできる
池ちゃんが弾くのを聞いていてその音に包まれる
何かこの高揚感というか幸せな感じになるのが凄いなぁと。
また、Oyaギター会やりまょう!
ホント、ご無沙汰しておりますm(_ _)m
なんだか、もう、ササンさんのブログにコメントする勇気がなくなってきましてネ(汗)
もう極めていらっしゃる、、
というか、びょっ、病気でしょうか??(爆笑)
あちことにUPされている音源を拝聴いたしました。
どれもこれも、とても繊細で素敵です。
基本通り、無理なく自然な運指を心がけているササンさんを見習おうと思います。
かく言う私は3本めの腱鞘炎から開放されず(自業自得ですが笑)、誘われた先で、やれベースだ、ピアノだ、と節操無く弾きまくる老害になりつつあります(爆)
古臭くてやめようと思ってた昭和のプレイも、思い出せば結構自然な指使いだったりして、、、
あ?これも基本なのかな?とササンさんを思い出しています。
長母指伸筋のタンコブは一生無くならないんだ、、とあきらめ、また竹ギターを弾き始めてます。
初心忘るべからず、でしょうか?
今年も冬がやってきますね。
風呂の中でのリハビリが始まります。
こちらこそご無沙汰しております
FBの方でog3さんがupされてるのを拝見して
ギターだけで音楽を楽しまれてるのを羨ましく
思っております^^
だって、ピアノが弾けてベースも弾けてそしてそして
作曲までされて!でも、これがまた素敵な曲を書かれる!
でも嬉しい〜 og3さんのコメント(大喜
ギター本体の奥義を伝授してもらったのは
まさにog3さんのブログから
今の病気は間違いなくog3さんの影響大です(笑
私の演奏というか音の垂れ流しは褒められたものではないですが
自分で楽しめる程度にはなりつつあるかな?と思って
下手の横好きで続けております(^O^)/
>長母指伸筋のタンコブ
詳しくはわからないですが、何かと体の何処かに無理が出てくる
年齢にお互いなりましたもんね、
でも竹ギター弾き始めてるって聞いて、やっぱり嬉しい
だってog3さんは私のギターのお手本
寒い冬は温泉にでもゆっくり浸かって
リハビリに励みましょう。
また、og3さんのブログ更新楽しみにしてます〜(^O^)/
ギターももちろんいいのでしょうが、おやじさんのブログの音をヘッドホンで聞いていると、絶対にうちでは出せない音に聞こえるから不思議なのです。
録音機材には差はないはずなのだから、やはりギターと腕の差なのか。
いつもため息が出ております。
こんにちは!
私の所の音源を聞かれると、あらら そんなに違いがありますか??
それは、たぶん、レコーダーの違いかと^^
J-minorさんZoomのレコーダーを使っておられるでしょ
私はBossのを使っているので、それで違いがあるのだと。
Zoomのは実際の音より甘めというかこもると言うか
音の輪郭がちがうみたいなんです。
ギターの発音も違いはあるかもしれませんが
それよりもレコーダーの違いとおもうんだけれどなぁ・・
アコギはサステーンが長くていいなあと思いました。
クラギはそこまで伸びないので、ビブラートかけて、無理矢理耳に届かせなきゃいけないのです。
こんにちは!
大屋さんのギターの姿美しいですよね
音も形に影響されるのかしらと思っております。
それにしても、ルシアーさんというのは
すごいなぁと思うんです。
何でもプロはスゴイですね^^
クラギは、サスティーンが長くないんですね
私はエレガットしか持ってないので
本格的なクラギを弾いたことがなくて(^-^;
でも、クラギの場合は通鳴でホールの
後ろまで音が届くのではないのでしょうか??
こんにちは。
やはり大屋ギターは素晴らしいです。
メイプルの木目も実物見ると平面ではなく立体的に見えるのでしょうね。
それにメイプルでこれはと思うギターには滅多にお目にかかれないのも事実です。
素人うけしそうなギラギラした音のギターはパッと弾いた時は良く聴こえるのかもしれませんが、すぐボロが出てくるギターが多いです。
大屋ギターを弾いたことはないのですが、おやじさんのブログを読んでると
もしかしたら少し杉田さんのギターに近いのかなと思ってしまいます。
こんにちは!
メイプルのギターでいい感じかなとおもったのは
ストリーベルのギターくらいでしょうか
なかなかメイプルで自分自身が良いなというのに
巡り合わないですよね。
倍音の付いたゴージャスなタイプのギターは
結構あるのですが音がまざっちゃって何を弾いているか
わからなくなっちゃいます。
私はどうも消音というのが苦手でして(^-^;
杉田さんのも大人気でなかなか弾けるチャンスがないですが
あ、そうだしばしばさんは杉田さんのギターをおもちでしたね。
杉田さんのギターも無駄な倍音が付いていなくて
サスティーンが長いイメージです
大屋さんと音の方向が似てるかも
音像が独特で魅力的ですよね!