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2012年10月27日

Fujii MD インプレ(後篇)

お待たせしました、
いよいよ本体のインプレを書いてみたいと思います。

まず手に取って音を出した時は、いたって普通の感じを受けます。
特にレギュラーチューニングでコード弾きなどすると
?? なにがどうだっていうんだい?と感じるのです。

解放弦をジャラ〜んと弾いた感じでは 低音の出方がMDとしては
少し大人しめで、しかしバランスは良いなと感じる程度です。

このギターサイドがダブルレイヤーですし音が前にでる設計とのことで
弾いている本人には美味しい音があまり届いてこないこともあるのですが。

所が、ソロギの演奏を始めてしばらく経つと そのポテンシャルと出会い
ある意味 驚きのあまりエ〜?と声をだしてしまうかもしれません。

その理由は大きく2つあります。

まず1つ目
プレイヤビリティーの高さが想像をはるかに超えていること

おやじの中で藤井圭介さんのギターや江端さんのギターは
自分にこの上なくぴったりのフィーリングがあると思っています。

特に今回サウンドメッセに出品されていた圭介さんのギターは
本当に弾き易く、いつまでも手にその感触が残っていました。

それをしのぐ演奏性の良さがkoheiさんのギターにはあります。
それはローポジションからハイポジション ネックエンドぎりぎりまで
指が吸いつくように押弦を可能にしているネックの状態にあるのかと思います。

ギターの音もさることながら、演奏性がしっくりこないものは難しい
例えば、トニー・ヴァインズのギターなどはそのサウンドは間違いないけれど
ハイポジションのネックの幅は間違いなく手の大きいアメリカンの仕上がり
手の小さいやじでは到底太刀打ちできません。

そして2つ目
お待ちかねのサウンドについて

トレブル担当のプレーン弦はメロディーを際立たせるように
クリアーにしてハリがある音が前に出てくるのです。
特に今回のものは基音の後の倍音成分の出方に独特の響きがあるようです。
これはルシアーさんご本人もそしてカリフォルニアの別のルシアーさんも
そう感じると言われていました。

ミッドレンジの3,4弦は倍音が豊かにでます。5,6弦とは押弦したときには
明らかな違いが解り演奏の空間を上手く作ってくる。

ベースレンジはただ単に伸びて全体のバランスを邪魔しないよう
立ち上がりが早くサスティーンも短めに調整されています。
そのことで演奏がリズミカルに聞こえるのですね。

これは、まさにTaku Sakashta氏が長年の製作で独自に編み出したもので
その屋台骨であるブレイシングはまさにTaku氏とおやじのギターは
同じものになっているとのこと。

曲を弾き出してしばらくすると、どのギターとも違う響きを体感できます。
まさにゴージャスなサウンドとはこのことだと感じます。

ギターによっては、たとえばスローな楽曲には向くけれど
早いパッセージの曲になると不得手とかその逆とか
オールマイティーにと言うのは少ないかもしれません。

しかし、このFujiiギターは弾く楽曲を選ばないようです
あくまでTaku氏の製作方向がプロのレコーディングに向けて調整されていた
と言われるようにそのバランスは特に光るものがあると感じられるのです。

ソロギ弾きさんは、たとえばハイポジションのバレーや1,2弦の音の減退に
少しブルーになることはないでしょうか?

15Fの1弦の音が和音をなした時にもう少しサスティーンがあって
ボリュームがでたらなら気もよく弾けるのに とか

それを、具現化したらこうなった的な音が再現されます。
これはもう一度弾いてもらうしかないのですが
ohtaさんが弾いておられる川畑さんの「HOTARU」この曲はハイポジションの
演奏が肝になるパートがあるのですが、Ebataギターをもってしてももう少しと
思う所をFujiiギターではやすやすと実現する。

昨日恐ろしいと書きました
それは、たとえば「魅力」的なギターと言えばたくさんあります
その音もシルエットも装飾も材も含めて「魅力」的である。

それと似ている言葉ですが「魔力」と言う言葉
そう、取り付かれるという感覚でしょうか。

まさに、koheiさんのギターは拓氏のその「魔力」を引き継ぎ
今の世に送り出しているのだと思うのです。

ご縁があれば、おやじのギターを弾いてみて体感してみてください。
もしルシアーさんのギターを買おうかと思っている方がおられたら
選択肢の参考になるかもしれませんし(^O^)


サンプル音源です
(これぞまったく裸の音源です。いつもはそのままの音といってもマスタリングなどの
最低限の化粧をしますが、以下の音はまったく裸のまま ノーマライズもしていません)

ランダムの音からどうぞ
ここではベース音6,5弦の響き方、ミッドの3,4弦の倍音の掛かり方、トレブルの1,2弦の
明瞭かつサスティーンの長い音をご確認ください)



比較にfuruyaギター A-500のサウンド



koheiギター MD
(Furuyaギターと同じピッキングです。
トレブルが歌うように前にでている音をお届けできればいいのですが、
何せ演奏がダメなのでそのあたりは含んで聞いてくだされば幸いです)









posted by アラフィフおやじ at 12:11| Comment(8) | NEW MD Guitar 作成記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
張りのあるリッチな音ですよね。
いや〜、是非弾いてみたいですなぁ。^^
Posted by よしだ at 2012年10月28日 23:49
>よしださん

はい、ぜひこの次にお会いする時に(^O^)/
Posted by アラフィフおやじ at 2012年10月29日 10:17
スゴイ惚れ込みようですね!^ ^
私の音痴耳でもいい音だな〜♪というのはよくわかります。
また今度弾かせてくださいね!

素晴らしいギター・素晴らしいルシアーさんと出逢えて良かったですね。
改めて、、、おめでとうございます!
Posted by massan at 2012年10月30日 21:39
>massanさん

コメントありがとうございました

ちょっと熱かったですね^^

でも、本当に良くできたと言うかkoheiさんの
気迫が感じられる出来上がりだと思います。

今度お会いする時、ぜひ弾いてみてください。

これだけスゴイと評価するには訳があるんですよ
またお会いしたときにでも^^
Posted by アラフィフおやじ at 2012年10月30日 22:34
こんにちは。いつもブログを拝見しております。

fujiiギターよいですね。想像以上でした。

私、過去にfujii様にギターを作ってもらおうと思っていた時期があり、問い合わせをしたことがあります。私はfujiiギターの音をユーチューブでしか確認できなかったことと、私にとってはfujiiギターのサイズ大きいので注文いたしませんでした。

ですので、fujiiギターの値段は知っているのですが、この値段でこの音は驚異的ですね。
サイズ的にはキツいですが、オーダーかけたくなっちゃいます。

Posted by はに。 at 2012年10月31日 05:47
>はにさん

コメントありがとうございました!

そうですか、はにさんもkoheiさんの所に
オーダーを考えられていたのですね(^O^)

サイズ的にとおっしゃられていましたが
SJなどはいかがでしょう?ってセールスですね^^

はにさんもご存じのあの価格でこの完成度
みなさんが知る所になると、あっという間に
オーダーが詰まるのではと思います。

ただ、実際に日本では楽器店で弾けないのが
ひとつのハードルですが
今回私の所に来たので弾けるチャンスはできたと
思います。
お声が掛かったら弾いてもらえればと思っております(^O^)/
Posted by アラフィフおやじ at 2012年10月31日 10:34
ささん様、返信有り難うございます。

SJですか。MDのサイズはふじい様より伺いましたが、SJはきかなかったかも。ご存じでしたらご教授ください。

ふじい様はたしか鉄弦はMDとSJだけでしたよね。

あと勝手な要望ですが、なんで今回の材を選ばれたかをブログに書いていただけると大変たのしめます。
Posted by はに。 at 2012年10月31日 11:27
>はにさん

こちらこそ、コメント頂けてとても嬉しくて

日記にはにさんのことも触れさせてくださいね

今日、少し用事があったので
藤井さんにギターサイズのことも問い合わせてみました^^

oooの枠もあるようですが、詳しくはご本人さんに
お尋ねくださいませ

それから、選んだ材のこと これは藤井さんのこだわりから
これが本当に素晴らしいと思うと言われたからなのです。

私は材のことはあまり分からないのですが、
そこは作り手が一番わかっていると思うからです。
結果的には、本当に素晴らしいものだったかと思います(^O^)/

Posted by アラフィフおやじ at 2012年10月31日 14:51
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