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2010年12月14日

ソロギ専用ハカランダ材のギター

そのころ、頭の中はハカランダ、アフリカンブラックウッド、ジリコーテ
などの材でのギターのことで埋まっていたと思う。

やっぱり欲しい
でも高額なギターは買えない。

ん〜どうしたものか???

手元にあるギターを全部売却してそれを元手に買うか?

しかし、そうなると新たに購入する1本きり
それもいくらなんでもなぁ

その時は、ナイロン弦のギターまで売却を考えて(笑
まぁそこまでして、買うのもなんですわねぇ

一度考え出すと後戻りしないのが悪い癖で
毎日のように、ギターのサイトを検索。

ブラックウッドとジリコーテはほとんどヒットせず。
もともとそんな作っていない。

で、ハカランダで検索を

でも、はい、ご存知の通りです。
ある程度のこなれた価格のものではいかんともしがたい。

そのギターを愛されている方には申し訳ありません
先に謝っておこうm(_ _)m

日本のM社のものやヨーロッパ系のものは好きな音とは
少し方向がちがって・・・

アメリカかカナダのルシアーのもので
ハカランダで、と探していくと、やはりその価格にため息しかでてきません。

そんな時、エッ!と言うものが出ているではないですか!
そう、そのギターがこれだったのです!
トニー・ヴァインズ.jpg
tony.jpg

それまでトニー・ヴァインズなんて名前も知らなかった。
それから必死に、この人どんな人と調べまくるのです。

ちとバックのハカランダの地模様が元気でしたが
それ以外は、希望のものにドンピシャ!

私はもともと、ギターに装飾はいらない派でして
貝系の象嵌(インレイ)はまったく必要ない人なのです。
シンプルなものほど良いと。

だからポジションマークも要らないんです。
古谷さんのにも入っていません。

ロゼッタも木製であってくれたほうがいい。

そのかわり使っている材料は厳選された良いものを使って欲しい。
作りと材にこだわりたいと言うわけです。

できたら、見た目と実用性でベベルコンター加工(右手の休憩場所)があればなおいいけれど
まぁそれは欲張りすぎだわなとおもっておりました。

その全てに当てはまる1本

これはもう衝撃の出会いとしか言いようがない。

後先考えず、電話をしましたがな。

私)もしもし○○さんですか?

店員)はい、○○です

私)実は、おたくのWEBに乗っているトニーのギターのことで聞きたいことが

店員)はい、なんでしょう(この時の対応はドルフィンとは大違い(爆

私)聞きたいことを何点かまとめていたのでそれを聞く、そして納得

最後に、なぜゆえにこの値段としたのか聞いてみた。

実はこのトニーのギターはこれ以外に十数本が入荷していたらしい。

その中で、価格の手ごろなもの、見た目の美しいものなどから売れて行き
見た目が味もそっけもない、その上高額のこれだけが残ったそうな。

その値段を出すなら他のいろんなギターが選択肢に入る
最初の販売価格は約100だったそう。
確かにそう聞いた時まさにその通りだわなぁと。

この価格ならそりゃいろんなものが買えるでしょう。

そして、売れないので値下げを
それでも永らくいらっしゃたご様子

その後もう一段下げた時にこのギターをHOLDされた人がいる
最近お知り合いになりちょっとやり取りがありいろいろ教えてもらう。
でも、結局違うのルシアーさんのを買われたとか。

とうとう行かず後家ですわ
店の人ももうそろそろと思ったんでしょう
最後に腹を決めてUPされたのを私が見つけたというわけです。

過去、何本もギターを買いましたが、電話口で弾いてもらって
その音だけを頼りに実際の音を想像して買ったのは後にも先にもこれ1本だけです。

知り合いには、よ〜そんなんで買ったなぁ???
大概の値段やで、ハズレやったらどないしたんや!と
お叱りを頂いたりして(笑

まぁただ、それだけ無謀な決断が出来たのは

○ シルエットがまさにケビンであったこと
○ 材が選ばれたものを使われていたこと
○ トニーさんがケビンとやり取りがありリスペクトしていること
○ ジャーマン&ハカランダであること
○ そしてこのつくりでは考えられない価格であったこと
  (金額だけをみると安くはないのですけどね)
○ それとそのショップがいかがわしい所でなかったこと。
○ 買うかどうかも解らない一見の電話だけの客に
  店員さんが電話で数時間嫌がらず対応してくれたこと。
○ そして、同感!と言ってもらえるかもしれない、チューニング時の響き
  良い!と思えるギターはチューニングの時にすでにその実力がわかりますよね
  (ただ、電話口なのでエエ加減ですかね(= ^ ^ ゞ  

 そんな理由で無謀な決断をしたと言うわけです。

どうぞ、これを読んでいる人がいらっしゃって
真似をして購入するようなことはないようくれぐれもお願いします。

買う時はかならず、実際に手にとって弾いてみて
誰か他に相談できる人に同行してもらって
買うと決めたあと頭を冷やしてみて
それでも買うと決断されたら買ってくださいね。

くれぐれも私のような買い方はしないでください



さぁ、ではこの写真を見ていただきましょう
いまさに、一目瞭然。
toni- gita- b.jpg

右は、かのケビン・ライアン
で、左がトニーさんである

ん〜ほんまに似てるわ〜(爆
(ヘッド形状はトラゴットだぁ〜)

それもそのはず、彼の人物紹介がこれ

ケヴィン・ライアン氏やジェイムス・オルソン氏,ジェフ・トラゴット氏らと親交、
影響を受け、フィンガー・スタイルによく合う独自のサウンドを確立し、
ハイ・クオリティーなギター製作で国内外において
高く評価されている若手ルシアーとして知られております。
ということらしい。

ちなみに、このギター
トニーのHPで確認してみると

http://www.tonyvinesguitars.com/

ベラと言うモデルなので
ベースプライスが$9600
ジャーマン   $450
カッタウェイ  $550
S&B ハカランダASK$2000?
ペグ ウェイバリーニッケル$350
アームベベル  $800
トータル $ 13750

1ドル80円で計算しても・・・ね

しかし、そんな高額では買っておりません。
私にはこの値段なら絶対に超お買得だと思った価格です。

さて、これを読まれる方がいらっしゃったなら
いくらくらいなら安い!と思われるだろうか?

では音の方はどうなんだい??

ん〜、ケビン・ライアンとはちと違う傾向ですわね(笑
しかし、サスティーンは長く、倍音は整理されていて
それぞれの音が混ざってしまってということは無い。

巻き弦、プレーン弦各弦のバランスはスコブル良くて
軽いタッチで弾いても十分な音量で響いてくれる。

押弦はどこまでも軽やかでスムース

好みは分かれるだろうが650mmのスケールなのに
私にはこの上なく楽な力で押さえられと共に
ローからハイフレットまでその押弦感はかわることがない
ロープロファイルネックである。
確かテイラーのネックも同じタイプのもの。
ご存知のように非常に演奏性に優れたネックである。

私は知り合いの方のギターは弾きこなすのに
苦労するかなりヘタクソである。

みなさんは大体、6弦側12Fで2.5mm
1弦側で2mm程度のセッティングにされている方が多い。

たぶんソロギ用としてはベストなのだろう。

それでも弾きこなせないという私が
押弦が楽と言うことからご想像ください。

ちなみに、トニーのセッティングは
6弦側12Fで2.3mm 1弦側が1.7mmで調整してもらっている。

トニー氏自身がソロギを弾くギタリストでもあるので
弾き味にはかなり拘っていると思われる。

ただ、作りはアメリカンである
例えばナットの作りや内部の木材の削り方などは
日本のたとえば古谷氏とは比べ物にならない大雑把な作りである。

購入後、ナットとサドルは専門の所で作り直してもらった。

特にナットは1弦側がこのギターのネックとフレットの端処理の仕方から
演奏時に弦落ちを起こしてしまっていた。

もともと素材は象牙だったので、同じ象牙で作ってもらったが
ん〜さすがに牛骨と比べてかなり高くついてしまったなぁ。

しかし、出来上がりはバツグンでお近くの人がいたら
是非弾いて体感してもらいたいと思うほどである。

ちなみに、ソロギ弾きさんのお知り合いの方数人に
弾いてもらったが、音、弾き味等々は決して
私の思い込みであることはなさそうだった。

例えば、岸部さんの「花」の最初と2音目
5弦開放から2Fをハンマリングで押さえるところの
押さえた後の音の伸びからも十分このギターのポテンシャルはわかる。

サンプルにこの「花」を弾いてみたので聞いてもらえれば幸いです。

パソコンを切るのを忘れたのでモーターの雑音が入ってますが
それでもかなり伝わるのではないでしょうか?

その後に以前にもUPしている音源をもうひとつ張っておきます。
曲はわたなべゆうさんの「レイアロハ」と「踊り子の唄」



こちらは、パソコンを切って録音しているのでギターのもつポテンシャル
サスティーンとリバーブ感は十分伝わるかと思います。
ハーモニクスもキレイに鳴ってるのがお届けできれば・・・
(いつもの事ながら、演奏技術のことは不問でお願いします(^凹^))

今月12月でやっとソロギを1から始めて2年がまわってきます。
スタートはクリスマス後からですから、そろそろ2年を記念して
演奏について思うことを次回から・・・










posted by アラフィフおやじ at 10:15| Comment(0) | アコギ本体について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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